男性の不妊症

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不妊症は主に女性側の問題として取りざたされることが多いですが、最近の調査によりますと、男性側に問題があるという場合が全体の1/4を占めるという結果出ました。このように不妊の原因が男性側にあるケースもかなり多くなってきているのです。

男性側にある主な原因としては、精子に何らかの異常がある場合がほとんどです。

いくつか症状をご紹介します。

精子の数が減少してしまう(精子減少症)

これは精液1ml中に精子の数が2000万以下しか存在していない症状のことを言います。精子の数が少ないということは、それだけ受精する確率も減ってしまうことになります。

精子がまったく作られなくなっていたり(無精子症)、

精子自体に受精する能力がなかったり(精子死滅症)と、

いくつか理由が挙げられます。このような症状が起きるのは、染色体異常による先天的なものや、大人になってからおたふく風邪などにかかることによって精子の機能に異常をきたす後天的なものなどがあります。毎日深酒するなど、日常生活の乱れによって精子に異常が起こってしまう場合もあるようです。

また、精子の異常以外の理由では、精子の通り道に炎症が生じることで道が狭くなり、射精が困難なことから不妊になってしまったり、EDと呼ばれる勃起障害により性交渉自体ができないということなども挙げられます。

勃起障害の場合、仕事のストレスなどから引き起こされてしまうこともありますので、適度な運動をするなどストレスをためないようにすると改善される場合もあります。

男性不妊の検査

男性側に不妊の原因があると思われる場合、一度検査をしてみる必要が出てきます。

往々にして、男性側に問題があるとしたら精子や精液に問題がある場合がほとんどです。ですから検査は精子に関わる検査がメインになってくると思います。その際、精液の量、射精時の精子の数、精子の運動量、精子の奇形率などを検査しますが、一回の射精で精子の数は2000万個以上、精液の量は2ml以上などいくつかの項目が既定値に達していない場合は、異常があるという診断がくだされます。

さらに、精密検査が必要になる場合もあります。その場合は、陰嚢を切開して精巣組織を採取し、精子が作られているかどうか検査するといった外科的な方法をとったり、あるいは精液を培養して性感染症や大腸菌などの細菌が繁殖していないかといったことまで調べることになります。

また、男性器自体に問題がないか検査する場合、周りに外傷がないか、奇形になっている部分がないかといったことも調べます。