不妊症の検査方法

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女性の体内に存在するホルモンは、月経のサイクルの時期によって分泌される種類が異なります。このサイクルにおいて、体温は低温期→排卵期→高温期という流れを繰り返しています。

不妊治療においては、それぞれの体温のときに検査を行い、何が不妊の原因になっているのかを調べます。

低温期のときに行う不妊治療検査

ホルモン検査をはじめ、支給卵管造影、卵管通気検査、超音波検査などが行われ、不妊の原因を探ることができます。

ホルモン検査では、主に卵胞刺激ホルモン、黄体化ホルモンといったホルモンの分泌量を調べますが、この検査により多嚢胞性卵巣症候群や排卵障害の原因がなんなのかといったことが分かります。

支給卵管造影検査では、支給の大きさや形の異常性、卵管の詰まりがないかなどを調べられます。多少の痛みが伴うこともあります。この検査によって卵管の通りがよくなり、妊娠につながる可能性も出てきます。X線の設備がない医療施設などでは、支給卵管造影検査の代わりに卵管通気検査が行われます。

超音波検査では、卵胞の発育状態を調べることができます。

こうした検査結果から、不妊に対して最適なアプローチを行うことができるようになりますので、ぜひ検査を受けてみてください。

不妊症排卵期に受ける検査

主なものとしては「ヒューナー検査」

この検査では、排卵日頃にカップルで性交してもらい、その後の3時間~12時間後に受診して頚管粘液を採取し、粘液の中で動いている精子の数を確認します。もし、精子の動きが悪いようであれば精子あるいは頚管粘液になんらかの問題があると判断されます。

「超音波検査」では、排卵がしっかりとなされているかどうかや子宮内膜の厚さなどを検査します。この検査によって排卵日の予測を行うことも可能です。

このような検査によって不妊の解消につなげることができますので、不妊でお悩みの方はまずは検査を受けてみてください。

不妊症高温期に受ける検査

高温期に受ける検査は、
基本的に「黄体ホルモン検査」と「子宮内膜組織検査」の2つです。

黄体ホルモン検査では、血液中の黄体ホルモンの量を測定し、正常に働いているかどうかを調べます。値が低い場合は、黄体機能不全の疑いが出てきます。黄体には子宮内膜への受精卵の着床をサポートしたり、体温を上昇させて妊娠を持続させたりする大事な役割があります。この値が低いと着床しにくい不妊体質の体になってしまうのです。

また、子宮内膜組織検査では、子宮内膜の組織を採取して顕微鏡で調べます。これにより、黄体機能不全や結核性子宮内膜炎などが起こっていないかが分かります。

異常が見つかったならば、その異常を改善するための治療を行う必要があります。治療によって妊娠ができるようになる可能性が高まりますので、まずは検査を受けてみましょう。

⇒STEP4 不妊症治療について