甲状腺機能低下症

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甲状腺は喉の部分にある内分泌器官であり、食物中のヨードを材料にして2種類の甲状腺ホルモンを合成し、血中に分泌するのがその働きです。

甲状腺ホルモンは全身のエネルギー利用を促すホルモンです。本来、エネルギー需要に応じて甲状腺から分泌されますが、これが不足すると全身でエネルギーを利用できず、神経系、心臓、代謝など各器官の働きが低下します。

甲状腺ホルモンの不足する状況としては、分泌調節の段階から、原発性(甲状腺そのものに問題があるため分泌ができない)、二次性(甲状腺刺激ホルモンの減少によりホルモンを分泌できない)、三次性(甲状腺刺激ホルモン放出ホルモンの減少によりホルモンを分泌できない)に分けられ、さらにホルモン不応性(分泌量は十分だがレセプターの異常によってそれが利用できない)という状態もあります。

甲状腺は全身の代謝をコントロールしているため、甲状腺ホルモンが十分に分泌されないと基礎体温が2層に分かれず、さらには排卵異常を引き起こすことがあります。そのため不妊の原因ともなりますが、この関連性については明確にわかっていないのが実情です。

治療法は甲状腺剤を服用することですが、甲状腺疾患では低下と亢進とが交互に起こることがあるため、ホルモンの値や甲状腺関連の抗原の値を定期的にきちんと検査し、薬の使い方を適切に管理することが重要です。

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