38歳からの不妊治療

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統計的に言うと、自然妊娠での妊娠率だけでなく、人工授精、体外受精で妊娠する確率も38歳あたりで急激に落ちてきます。

卵子のもととなる細胞として、原始卵胞というのがありますが、卵子の老化はこれと関係しています。生まれた時には原始卵胞は卵巣内に数百万個ありますが、増えることはなく、加齢と共に減っていきます。

原始卵胞が減少すると、卵巣は質の良い卵子を排出できなくなるのです。従って、良好な卵子は若い時に排卵してしまうために体内には質の低下した卵子が残され、その結果、年齢が高くなるに従って受精しにくくなります。38歳くらいから急速に良好な卵子が減少するので、この辺りの年齢を超えてくると妊娠率もかなり低下してしまいます。これが「38歳説」と呼ばれるものです。

さらに加齢によって卵子の染色体異常も増加するため、流産する確率も上がります。その他、子宮筋腫、子宮内膜症などの発生が増加し、これが不妊の原因となることがあります。加齢に伴って着床率は低下し流産率は上昇すると言えるのです。

体外受精を中心とする高度生殖医療を実施したとしても、卵子そのものの質、あるいは受精卵そのものの質を改善させることはできないため、人工授精、体外受精での妊娠率も加齢に伴って下がってきますので、なるべく早めの対応を心がけることをお勧めします。

 

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