40歳からの不妊症治療

Share on Facebook

加齢に伴って女性は妊娠しにくくなっていきますが、生理のある間は妊娠できる、とはなかなかうまくいかないものです。

排卵が正常に行われて生理が順調な周期できていても、卵子の老化(良好な卵子が排卵されない、染色体異常の卵子が増える、卵子の透明帯が固くなるなど)の理由で、年齢が上がるにつれて妊娠率は下がっていきます。

同時に、妊娠したとしても流産率が上がってしまうため、生児を授かることはなかなか難しいというのが現状です。さらに高齢の妊娠は妊娠中毒症になりやすく、そうなると早産や未熟児出産の確率が高まってきてしまいます。排卵誘発剤を使用した場合にも、その効果は40歳以上ではずっと低下しますし、着床する確率も同じく下がります。

昨今では高度生殖医療の技術も進歩してきて、妊娠率などの成績は40歳までならじわじわと上昇しています。しかし42歳以上になると、成績の向上が見られません。加齢による卵子の状態は、現時点での技術でも改善が難しいのです。

自然妊娠から次のステップに進むとき、例えば40歳から体外受精を始める場合には、30歳代とは成功率が変わってきてしまうのです。43歳以上になるとさらに急激に妊娠率が下がっていきます。

不妊治療を始める場合は、早い段階で、体外受精および顕微授精といった妊娠する確率の高い、いわゆる「高度な」不妊治療を初めから行なうとよいでしょう。

 

Comments are closed.